熊本県流れる緑川 観測始めてから最も高い水位を観測 警戒を
熊本県の熊本市と美里町などを流れる緑川では、11日午前5時すぎに水位が7.07メートルに達し、観測を始めてから最も高い水位を観測しました。緑川は熊本県山都町を源流に、美里町などを流れ、支流の▼御船川や▼加勢川などと合流して、熊本市で有明海に注ぐ全長76キロの1級河川です。降り続く雨によって熊本県城南町の観測所では水位が急激に上昇し、午前5時10分には水位が7.07メートルに達し、氾濫が発生した1972年に観測した6.55メートルを上回り、観測を始めてから最も高い水位を観測しました。水位はさらに上昇すると予想されていて、国土交通省は警戒を呼びかけています。
【気象解説】熊本に大雨特別警報 今後の見通し (11日午前6時)
前線の影響で、熊本県や長崎県では猛烈な雨が降り続いて線状降水帯が発生するなど記録的な大雨となっていて、気象庁は先ほど午前5時25分、熊本県の玉名市と長洲町に加えて八代市と宇城市、氷川町にも大雨の特別警報を発表しました。5段階の警戒レベルのうち最も高いレベル5にあたる情報で最大級の警戒が必要です。今後の見通しについて南 利幸 気象予報士の解説です。※動画は8月11日午前6時のニュースで放送した内容です。 データ放送ではご覧いただけません。
私立大の半数が定員割れ 地方大学中心に縮小や統廃合進むか
大学に進学する18歳人口が減少する中、今年度、全国の私立大学の半数が定員割れとなったことが分かりました。全体の定員数は、22年ぶりに減少に転じていて、今後、地方の大学を中心に規模縮小や統廃合が進むとみられます。
九州新幹線 始発から運転見合わせ 高速道路通行止めも
九州北部で大雨が降っている影響で、交通機関にも運転見合わせなどの影響が出ています。
【大雨被害】熊本 市街地で住宅への浸水や車浸かる被害も
熊本県で猛烈な雨が降り続いて線状降水帯が発生するなど記録的な大雨となっていて、気象庁は11日午前5時25分に、熊本県玉名市と長洲町に加えて八代市と宇城市、氷川町にも大雨の特別警報を発表しました。 影響や被害の情報をまとめています。
熊本に大雨特別警報 対象地域が拡大 命助かる可能性高い行動を
前線の影響で、熊本県や長崎県では猛烈な雨が降り続いて線状降水帯が発生するなど記録的な大雨となっていて、気象庁は午前5時25分、熊本県の玉名市と長洲町に加えて八代市と宇城市、氷川町にも大雨の特別警報を発表しました。5段階の警戒レベルのうち最も高いレベル5にあたる情報で最大級の警戒が必要です。浸水による重大な災害がすでに発生している可能性が極めて高く、少しでも命が助かる可能性が高い行動をとってください。
熊本 宇城市全域に「緊急安全確保」命を守る行動を
熊本県宇城市は大雨による災害の危険性が高まったとして、11日午前5時25分、市内全域の2万5314世帯5万6006人に「緊急安全確保」を出しました。5段階の警戒レベルのうち最も高い「レベル5」で、周囲の状況を確認し、近くの建物や自宅の2階以上、斜面から離れた場所など、少しでも安全な場所で命の助かる可能性の高い行動をとるよう呼びかけています。
熊本県 玉名市 玉東町 長洲町に災害救助法の適用決定
熊本県は、記録的な大雨を受けて、玉名市、玉東町、それに長洲町に災害救助法を適用することを決めました。これにより、避難所の設置などの費用を国と県が負担します。
熊本 天草 芦北地方で線状降水帯が発生 災害危険度高まる
気象庁は11日午前5時37分、熊本県の天草・芦北地方で線状降水帯が発生し、非常に激しい雨が同じ場所に降り続いているとして「顕著な大雨に関する情報」を発表しました。「線状降水帯」は、発達した積乱雲が連なって大雨をもたらす現象で、気象庁は、命に危険が及ぶ土砂災害や洪水が発生する危険性が急激に高まっているとして、厳重に警戒するとともに、安全を確保するよう呼びかけています。
東海道新幹線 山陽新幹線は始発から通常運転
JR西日本によりますと、山陽新幹線は、10日大雨のため広島駅と博多駅の間で運転を取りやめましたが、11日は始発から全線で通常どおり運転する予定です。ただ、広島駅と博多駅の間では、大雨の影響に伴う設備点検などを行うため、遅れや運休が発生する可能性があるということです。また、JR東海によりますと、東海道新幹線は始発から通常どおり運転を行う予定だということです。